韓国経営者総協会の会長団、尹錫悦候補に「自由な企業環境を整えてほしい」(画像提供:wowkorea)
韓国経営者総協会の会長団、尹錫悦候補に「自由な企業環境を整えてほしい」(画像提供:wowkorea)
韓国経営者総協会(経総)が、韓国野党「国民の力」のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領候補を招待して政策建議書を渡し、企業の経営活動を妨げる障害について建議した。

 経総は9日、ソウル市マッポ(麻浦)区の経総会館で、尹候補との懇談会を開いた。経総のソン・ギョンシク(孫京植)会長はこの日、大統領選の政策建議書「第20代大統領選候補に経営界が提案します」を尹候補に渡し、「自由な経済活動と企業家精神が尊重される経済環境」を整えるよう訴えた。

 政策建議書には「企業の活力向上」「雇用創出」「労使関係の先進化」「未来世代と共に歩む社会建設」「安全・環境」などの5分野で、企業の革新と雇用創出を妨げる障害と、これについての改善点が盛り込まれた。

 孫会長はあいさつの言葉で「企業がまさに国家の競争力であり、企業が作った雇用が最高の福祉という点で、企業の役割が非常に重要だ」と述べた。

 また、「経済・社会構造が急激に変化する歴史的転換期を迎え、韓国が富強で幸せな国に発展するためには企業の創意、革新を引き出せる経済環境づくりと、国の積極的な支援政策が必要だ」と強調した。

 特に孫会長は、「韓国企業は、グローバルスタンダードに比べ、過度な規制のため、厳しい戦いを続けている」と懸念した。同会長は「高い相続税と法人税負担、急激な最低賃金引き上げと勤労時間短縮、重大災害処罰法による刑事法的リスク負担など各種規制が過度にあり、韓国企業のグローバル競争力が低下している」と指摘した。

 また「時代の変化とかけ離れた労働法制と闘争的労使関係の風土も韓国経済の足を引っ張っている」とし、「これからは国家と社会を発展させる健全な労働運動に変化しなければならない」と付け加えた。

 尹候補は「多くの候補が選挙の度に企業にやさしい環境を作ると言い、実際に政権に就けば企業家を犯罪者扱いし、やる気をなくすケースがあった」とし、「企業が成長してこそ雇用が生まれ、労働者が幸せになるのは当然だ」と応えた。

 続いて「デジタルへの転換が加速化する時期に、これに適応できなければ企業や労働者が共倒れする」とし、「今はいつになく企業と労働者が手を取り合って、力を合わせて危機を乗り越えなければならない時」と述べた。

 さらに尹候補は「韓国企業がグローバル競争で勝てるよう、政府が規制緩和、制度的支援などをすべきだ」と強調した。
Copyright(C) herald wowkorea.jp 104