防疫当局が「青少年防疫パス」改善案作成を決定＝韓国

韓国の防疫当局は、来年2月の「青少年防疫パス」（新型コロナウイルス感染症ワクチン接種証明・陰性確認制）の施行前までに「改善案」を作成することを明らかにした。「青少年防疫パス」に対する学生と保護者たちの反発が強まったことで、細部の内容を補完するということだ。これにより、適用基準と対象施設などで一部調整があるものと予想される。

韓国疾病管理庁のチョン・ウンギョン（鄭銀敬）庁長はきょう（9日）の会見で、“青少年防疫パスの施行が早すぎる”という指摘について「学生と保護者・関連団体の意見を集め、補完する部分と改善点に反映させ、このような不安と不便を減らすことのできる対策を関係部署と協議していく」と答えた。

チョン庁長は青少年に対しても「防疫パスを適用することにしたのは、接種率を高めようとする目的ももちろんある」としながらも「同時に青少年たちが主に生活する空間を、接種者中心に安全に利用できるようにする目的も考慮したものだ」と説明した。