江蘇省で台湾事業者との「事業協定」が発効　台湾企業向けの金融サービスを強化＝中国報道

先日、中国・江蘇省宿遷市で「宿遷市台湾事業者の信用調査及び融資に関する協定」の調印式が行われた。

　調印式には、宿遷市政治協商会議の張雷衝秘書長と中国工商銀行宿遷支店の湯国棟頭取らが参加。工商銀行が宿遷市台湾同胞投資企業協会・江蘇晟棨電子有限公司・禾富商貿（宿遷）有限公司とそれぞれ協定を結んだ。

　当局によると、今回の協定で、宿遷市に在住する台湾出身者は、ローンを組んだりクレジットカードを発行するといった金融サービスを受けやすくなるという。また、台湾企業への融資に関する問題の緩和にもつながり、ひいては台湾出身者の満足感・幸福感につながることが期待されるとしている。