1973年に繊維製造企業“韓一合織”による初の1億ドル輸出達成を記念し授与し始めたのが「輸出の塔」(貿易の日に輸出に関して貢献した企業に送られる賞)である。ことしは1573社が授与される。しかし、さらに意味深いことは、ことし打ち立てられた各種の輸出実績の新記録が「どんな困難をも克服する韓国経済の底力があり、それが希望だ」ということを教えてくれたという点だ。
「貿易の日」は、当初輸出1億ドルを達成した1964年11月30日を記念して定められた「輸出の日」がその前身である。その後、輸出だけでなく輸入の重要性も高まったことで1990年に「貿易の日」と名称を変更し、2011年12月5日には世界で9番目に輸出入貿易規模が1兆ドルを超えたことで、この日を「貿易の日」に変更した。
これまで韓国の輸出戦軍たちは、本当に多くの歴史を成し遂げた。いまやサムスン電子1社の輸出額だけでも年間1100億ドルに達する。
ことしの「貿易の日」の実績は、それこそとてもまぶしいものだった。去る10月26日に最短で貿易額が1兆ドルを突破し、11月には月間輸出規模が600億ドルを超えた。第3四半期(7~9月)の規模では、12年ぶりに世界8位の貿易大国に再進入した。貿易収支も11月までで301億ドルの黒字である。新型コロナという世界的災難に供給網の支障まで起きている状況の中で獲得した結果であるため、一層価値あるものだ。
韓国の貿易構造は進化を繰り返してきた。今もなお成長中だ。米・中・EUの3大市場以外に、中南米とASEANなど輸出市場の多角化も定着している。中小企業の輸出も急速に成長し、過去最高の実績を記録中である。
今日、韓国が貿易大国の地位を堅固にしたことにおいて、韓国政府の支援は少なからずあった。しかし、その主役は「企業」である。企業は生存のために自ら行くべき道を見いだす。それは、これまでの輸出歴史が物語っている。それが本当の企業精神の出発点である。
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