韓国周辺海域の表層水温上昇が、全球平均を大きく上回っていることが分かった。国立水産科学院のハン・インソン博士が13日、「東海海洋環境研究」をテーマに開かれたシンポジウムで主題発表を通じ明らかにした。

ハン博士の資料によると、韓国周辺海域の表層水温は過去39年間で0.93度上昇した。地球上の全海域では過去100年間で平均0.50度上昇しているのと比較すると、短期間で急速に上昇したことになる。100年間の表層水温上昇は北太平洋が0.46度、南太平洋が0.43度、北大西洋が0.56度、南大西洋が0.72度、インド洋が0.53度だった。

韓国周辺海域を地域別にみると、東海で0.80度上昇し、南海は1.04度、黄海は0.97度と、上昇値が大きい。また、朝鮮半島全体では水温が2月に1.35度、8月に0.70度それぞれ上昇したが、南海では夏季の方が冬季よりも高い水温上昇率を示した。

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