中央防疫対策本部は2日、「遺伝子分析を実施した結果、オミクロン株に感染していた40代夫婦の息子もオミクロン株に感染したことをこの日確認した」と明らかにした。
この夫婦の知人であるウズベキスタン国籍の30代男性とナイジェリアを訪問し、先月23日に韓国に入国したキョンギド(京畿道)在住の50代の女性2人など計5人も1日、国内初のオミクロン変異株に感染していることが分かっていた。
これを受け、仁川を中心にオミクロン株の感染が広がる可能性が高まっている。まず、ウズベキスタン国籍の30代男性と接触した妻、義母、知人などもオミクロン株に感染している可能性が高い。
特にこの男性は先月29日に新型コロナウィルスの感染判定を受けるまでの5日間(11月24~29日)職場に出勤して知人に会うなど、不特定多数の人と接触していたことが分かった。この男性の家族も、地域の教会が開催した外国人対象のプログラムに参加していた。この日の行事の規模は400人余りに達するという。
一方、防疫当局は仁川在住の40代夫婦の帰国便に搭乗していた乗客43人と娘1人、同じ建物に居住する7人などを濃厚接触者に分類し、新型コロナウィルスに感染していないか調査している。
京畿道に在住する50代の女性2人については、同じ飛行機に搭乗していた139人、空港から自宅までをともに移動した家族1人が感染しているかどうかについても調べている。
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