1日、JTBCの報道によると去る9月24日、A君(2)は病院で腹腔鏡手術を受けた。腹腔鏡手術は腹部に小さな穴を開けて内視鏡カメラを入れておこなう手術だ。病院側は手術前、「傷も残らず、10分ほどで(手術は)終わる」と話していたが、Aくんの手術は2時間以上も続いたという。
その後の病院の発言に、Aくんの両親は唖然とした。手術を終えた医師が「Aくんの手術中、腹の内部で手術装備が壊れてしまった」と告げたのだ。
手術中、腹の内部に落ちた(手術用)鉗子を取り出すために手術をおこなったと話した医師は「指で(手術用)鉗子を探すのに時間がかかってしまったが、ようやく見つけることができた」と話したという。
報道によると、手術後に病院側は具体的な案内をせず主治医は退院の指示を出し、手術から3時間後に当日退院したAくんの腹は翌日午後に硬く固まり出したことがわかった。その後、Aくんは病院の救急室に移送され、臓器が機能をストップする「麻痺性腸閉塞」診断を受けて入院治療を余儀なくされた。
両親は、弁護士を通して病院側に謝罪を要求。すると、病院側は「結局、金の問題ですよね」と謝罪を拒否したという。
この発言より「許せない」と両親が暴露したのは、病院側の態度だった。弁護士が「金銭のこともあるが、いまは病院側の態度に納得がいかない」と話すと、病院側は「ならば、院長が出向いて『あらら、大変すみませんでした』とでも謝罪しろということですかね」と発言。これに、弁護士が「当然、謝罪は必要ですよね?」と問うと、病院側は「ははは」と声を出して笑ったという。
Aくんの両親は、該当病院の院長を業務上過失致傷容疑で告訴した。同件について、警察は「被告訴人の出頭を要請した状態」とし、「告訴状の内容の事実関係を確認中」と伝えた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 4