青瓦台(大統領府)の卞良均(ピョン・ヤンギュン)政策室長が、申貞娥(シン・ジョンア)前東国大学助教授の学歴詐称問題に関与したことが明らかになり辞意を表明し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は10日、辞表の受理を指示した。
 チョン・ヘチョル民情首席秘書官によると、検察が申前教授を捜査する過程で、卞室長が申前教授と頻繁に連絡を取っていたこと、7月初めに盧大統領のグアテマラ訪問に随行していた時も学歴詐称疑惑を暴露した張潤(チャンユン)僧侶と間接的に連絡していた事実が明らかになった。法務部の鄭城鎮(チョン・ソンジン)長官が文在寅(ムン・ジェイン)青瓦台秘書室長に、検察の捜査結果を知らせたという。青瓦台秘書室が卞室長に確認したところ、これまでの釈明内容のうち一部が事実と異なっていたことが分かった。卞室長は申前教授と同じ大学出身で数年前からよく連絡を取り合っており、張潤僧侶と7月に会った際にこの問題に言及し、大統領のグアテマラ訪問随行中も友人を通じ張潤僧侶に連絡した事実を認めた。

 盧大統領はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を終え帰国した同日午前、秘書室からこうした事実の報告を受け、原則通りに徹底的に調査すること、調査に差し障りもありえるため辞表を受理することを指示した。


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