“ACL優勝に挑戦” 浦項スティーラース監督「トロフィーを手にして有終の美を」

アジアサッカー連盟（AFC）チャンピオンズリーグ（ACL）頂点に挑戦する韓国Kリーグ浦項スティーラースのキム・ギドン監督が優勝トロフィーで有終の美を飾ると覚悟を伝えた。

　キム・ギドン監督は16日、メディアデーイベントで「5年間、浦項がACLに参加できず、ファンの念願がかなり大きかった、厳しい状況で決勝まで勝ち進んだだけに有終の美を飾ってファンの皆さんに良いプレゼントをしたい」と述べた。

　浦項は日本時間24日午前1時、サウジアラビアでアル・ヒラル（サウジアラビア）とACL決勝戦を行う。浦項が今回優勝すれば、2009年以来12年ぶりに再びACL頂点を奪還する。

　2009年に選手としてACL優勝を果たしていたキム・ギドン監督は今回司令塔としても優勝に挑戦する。キム・ギドン監督は「選手の時と比較すれば今のほうがプレッシャーがあるが、喜びもある」とし「準備して計画した通りに作っていく過程が選手のときよりさらに喜びが大きい」と述べた。

　続けて「私が誰かを超えて、記録を樹立することより、私自身のためにも必ず勝って優勝したい」と強調した。

　キム・ギドン監督は「サウジのファンを自分たちのファンだと思って楽しみながら必ず優勝トロフィーを獲得したい」と誓った。