労組は6日に、蔚山工場をはじめ全州、牙山、南陽研究所、モービス、整備、販売委員会の全国6委員会の組合員4万4867人を対象に、暫定合意案の受け入れ可否を問う投票を実施した。4万2676人(投票率95.1%)が投票に参加した結果、77.0%にあたる3万2901人の賛成で暫定合意案を可決した。歴代の賃上げ団体交渉暫定合意案の賛否投票では2003年に次ぐ高い賛成率だった。
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現代自労使の暫定合意案は、完成車メーカー4社の妥結案の中では最も高いレベルで、この日の投票も可決が確実視されていた。
これに先立ち労使は4日、蔚山工場で第12回本交渉を開き、8万4000ウォン(約1万400円)の賃金引き上げ、経営目標達成の成果金100%と下半期生産目標達成の100万ウォン、経営業績増進の成果金200%、品質向上への激励金100万ウォン、賞与の750%支払いなどで合意した。また、賃金は凍結したまま定年を現行58歳から59歳に引き上げるとした定年延長案、無償株の30株支給でも合意に達した。
労使は暫定合意案の可決を受け、早ければ10日か11日ごろの来週初めに蔚山工場で、尹汝チョル(ユン・ヨチョル)社長とイ・サンウク支部長ら労使代表が出席し、今年の賃上げ団体交渉の妥結調印式を行う予定だ。
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