<b>バラード・ダンス曲を揃えた6thアルバム発表</b>
<b>両親から独立…早く結婚して子供がほしい</b>

ペク・チヨン の最新ニュースまとめ

昨年、5thアルバムヒット曲『愛さない』で返り咲いたペク・チヨン(31)が、6枚目のアルバム『6番目の奇跡』を発表する。彼女に“奇跡”はあったのだろうか。彼女は「歌手になったこと、アルバム1枚をリリースすること全てが奇跡だった」という。
「バラード1曲がヒットしたからって1等と呼ばれるのはプレッシャーです。1等よりも能力のある2等が多いじゃないですか。トロフィーをもらう1等よりも、堅実な2等になりたいです。5thアルバムが成功したのは、欲がなかったからです。今回、レコーディングをしながら、上手くやらなければという悩みに苦しんだけど、失うことに対する不安を捨てて、持っていることに感謝しようと考えました」

タイトル曲『愛ひとつでいい』は『愛さない』の延長線上にある。彼女は、この曲の中に今回までは留まりたかったという。明るい歌も悲しく聴かせる才能があるからか、7曲全て、胸が締めつけられるようでさらに美しい。 中低音で最も悲しく、高音になるほどトーンが明るくなる。

デビューした年、23歳だった1999年。その年の7月に1stアルバム『選択』をリリースし、2000年4月に2ndアルバム『Dash』まで常勝疾走していた。そして2000年末のビデオ流出事件で一気に下り坂を転がり落ちた。
「親しい友達は、元Baby V.O.X(ベイビーボックス)のキム・イジ、元S#arp(シャープ)のイ・ジヘ、元COOL(クール)のユリです。1997年にデビューしたイジは私よりも先輩なんです。私はデビュー初期に短期間活動し、空白期を経て昨年また復帰したので、歌手の経歴は、実はそれほどないんです」

3か月前、彼女は両親と暮らしていたソウル駅三洞(ヨクサムドン)の家を出て、ワンブロック離れた三成洞(サムソンドン)のマンションに引越した。1男2女の長女だと言い、母親の話をしていたところ、インタビュー中、部屋におかずを置いて来たという母親からの電話がかかってきた。とたんに、優しい“娘”の表情に変わる。
「生まれて初めての独立なのですが、口だけですね。あまりに近い場所だから、散歩に出たついでに夕飯を作りに来てくれたりします。寝る時だけ別々という感じ。だけど、1人だけの空間ができて嬉しいですね。そうそう、私がマンションの5階に住んでいるんですが、ユリ(元COOL)が7階に引っ越してきたんです。また別の同居人ができたってわけです」

また歌手としての面白味を感じたのであれば、結婚は考えていないのではというと、彼女は大声で「いいえ、結婚したいです」と笑った。ベトナム公演に行く際、空港で会った子供があまりに可愛くて抱きしめてしまったといい、子供は早く産みたいという。
「私に似た子供だとダメなので、ハンサムな男性がいい」と、ジョーク交じりのトークまで飛ばす。常に彼女はサバサバしていて愉快だ。

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