漢江の橋はすべて良好、ソウル市が点検結果示す

米ミネソタ州の橋梁（きょうりょう）崩落事故を受け、ソウル市がこのほど漢江にかかる橋梁など主要道路施設57か所の特別安全点検を実施した結果、大半は状態が良好であることが分かった。
　市が6日に明らかにしたところによると、漢江の橋梁20か所はいずれも安全な状態だと評価された。

　状態が良好なA等級と診断されたのは広津橋、蚕室大橋、聖水大橋、漢南大橋、麻浦大橋、西江大橋、楊花大橋、加陽大橋、清潭大橋、幸州大橋の10か所で、残りは塗装や摩耗部品の交換、舗装工事の補強など部分補修が必要なB等級と評価された。一般の橋20か所や高架道路17か所についてもほとんど状態は良好としている。

　市は1994年に聖水大橋崩落事故が発生して以降、1兆2700億ウォン（約1560億円）を投じ橋梁の性能改善や補修・補強工事を実施した。


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