カラオケ店高校生刺殺事件、殺害された男子生徒の母親が加害者の厳罰訴え 「何度も刺した後、笑いながら自決迫った」=韓国(画像提供:wowkorea)
カラオケ店高校生刺殺事件、殺害された男子生徒の母親が加害者の厳罰訴え 「何度も刺した後、笑いながら自決迫った」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のカラオケ店で、高校生の息子が面識のない加害者から刺殺されたとして母親が加害者の厳罰を訴えた。

 8日、オンライン掲示板には「息子の無念の死に胸が張り裂ける思いです。どうか助けてください」というタイトルで文章が投稿された。

 自身を「ウォンジュ(原州)カラオケ店殺人事件の被害高校生Aの母親」と明かした投稿者は、「目に入れても痛くない、たった1人の息子が人間とも呼べない加害者によって無念の死を遂げた」とし、「子どものためにも加害者が最大の罰を受けるように1人でも多くの同意が必要です」とつづった。

 加害者Bは先月25日午前4時40分ごろ、某カラオケ店で高校生のAくんを複数回刺して殺害した容疑がもたれている。

 当時、加害者Bは「彼女が元彼のCと連絡をとっている」と電話で怒りを爆発させた。Cがカラオケ店いると知った加害者Bは凶器を持ってカラオケ店に行き、襲おうと考えたという。現場となったカラオケ店で、加害者BとCの争いを止めようと間に入った高校生のAくんが殺害された。高校生のAくんと加害者Bに面識はなかった。

 Aくんの母親は「加害者は、ただ争いごとを止めようとした息子に凶器を振りかざし、何度も刺した」とし、「床に倒れた息子に対して、今度は拳で殴りかかった」と説明。また「意識を失った息子を見て『自決したら許してやる』と笑いながらカラオケ店を出た」とし、「息子は冷たい床で、ただ死んでいくしかなかった」と悲痛な思いを明かした。

 これに先立ち、Aくんの母親は先月27日、青瓦台(大統領府)国民請願掲示板にも「原州高校生殺人事件」というタイトルで加害者の厳罰を求めて請願文を投稿。該当請願は8日午後10時の時点で、6万8355人の「同意」を得ている。

 なお、青瓦台(大統領府)ホームページに登録された請願のうち、30日間に20万人以上が同意した請願については、韓国政府と青瓦台の関係者が回答することになっている。

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