政府による融資規制の効果見られず、住宅関連融資の需要増加傾向=韓国(画像提供:wowkorea)
政府による融資規制の効果見られず、住宅関連融資の需要増加傾向=韓国(画像提供:wowkorea)
金融当局の全面的な融資規制に、10月の銀行業界の家計の負債が減ったかどうかに関心が集まっている。 来週、韓国銀行(韓銀)は、銀行業界の家計向け融資がどれだけ増加したかが分かる金融市場の動向を発表する。

韓銀は10日、「10月中の金融市場動向」を通じて、10月の銀行業界の家計融資増加額を公開する。政府の強力な融資規制にもかかわらず、住宅関連資金の需要、生活融資などが増え、今年9月の融資も6兆5000億ウォン(約6200億円)増加した。増加幅だけを見ると、歴代2番目を記録した。 家計融資のうち、住宅ローンが大半を占めている。

政府の強力な規制が続き、銀行業界の優遇金利の縮小などで、融資金利は5%台半ばを記録しているが、融資需要は減っていない。

こうした中、金融委員会は先月26日、家計負債管理強化策を発表し、「返済能力に見合う融資」ができるようにするとし、利子と元金を同時に返済する方法を示した。
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