ファン・ギョアン（黄教安）元首相、朴槿恵前大統領を気遣い手紙を送る「彼女を思うと胸が張り裂けそうだ」＝韓国

「未来統合党」（現・国民の力）代表のファン・ギョアン（黄教安）元首相が収監中のパク・クネ（朴槿恵）前大統領に手紙を送ったことを明らかにした。

ファン元首相は5日、自身のSNSを通じ、「どれほど苦労が多いか胸が張り裂ける」とし「朴槿恵前大統領に手紙を書いて送った」と述べた。

ファン元首相は「何度か面会を試みたり、マスコミとのインタビューなど機会があるたびに朴前大統領の釈放を促した」とし「ムン・ジェイン（文在寅）大統領と対話する機会を作って釈放を促したこともある」と説明した。

続いて「それでもまだ志を果たすことができず、朴前大統領が厳しい日々を続けていらっしゃるので、私の心も痛む。」とし、朴前大統領には「心を引き締めて健康に気をつけて自由になるまで健康でなければならない。国民とともにその日が早く来ることを待ち、全力を尽くす。」と付け加えた。

ファン元首相は朴槿恵政府時代に首相を歴任し、朴前大統領弾劾後には大統領権限代行を務めた。

一方、朴前大統領は、国家情報院特殊活動費などの容疑で、1月14日に最高裁で懲役20年、罰金180億ウォン（約17億円）、追徴金35億ウォン（約3億3500万円）を言い渡され、ソウル拘置所に収監されている。