「香港独立」活動家がマネーロンダリングの罪を認める＝中国報道

香港の裁判所によると3日、「香港独立」を目指す活動組織「学生動源」の元幹部・鐘翰林が「分裂国家罪」及び「マネーロンダリング」に関する罪を認めた。

　鐘翰林は2020年4月29日から10月27日までの期間、煽動的な出版物を刊行し、意図的に香港政府への憎悪をあおり、市民に暴力的手段の使用をそそのかすなどした。さらに2020年7月から10月にかけて国家分裂を企図する活動を行ったとして同年10月27日に逮捕された。

　このほか、鐘翰林は2018年1月から10月にかけて、銀行口座に13.3万元（約237万円）を超える預金を所有し、同1月から10月にかけて別の口座に58.2万元（約1035万円）の預金を所有していたが、これらの資金が違法なものだったとされている。