韓国　きょうのニュース（１１月３日）

◇「政権交代必要」５８．２%　２カ月で１１ポイント上昇　世論調査会社のハンギルリサーチがクッキーニュースの依頼で行った世論調査の結果、回答者の５８．２%が次期大統領選（来年３月）で保守系最大野党「国民の力」への政権交代が必要だと答えた。革新系与党「共に民主党」が引き続き政権を担うべきだとの意見は、それより２６．０ポイント低い３２．２%だった。政権交代が必要だとの回答は９月の調査より１０．９ポイント増えた一方、与党が再び政権を担うべきだとの答えは６．６ポイント下落し、両者の差が開いた。◇サムスントップ　罰金７百万円判決が確定　麻酔薬プロポフォールの違法投与を受けたとして罰金７０００万ウォン（約７００万円）、追徴金１７０２万ウォンの有罪判決を言い渡された韓国サムスングループ経営トップ、李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長の判決が確定したことが３日、分かった。李氏側も検察も控訴しなかったため。李被告は２０１５年１月から昨年５月にかけ、ソウル市内の美容外科で４１回にわたり医療以外の目的でプロポフォール投与を受けたとして、麻薬類管理法違反の罪に問われた。◇バス高速輸送システム５５路線新設へ　３０年までに　国土交通部の大都市圏広域交通委員会は、２０３０年までにバス高速輸送システム（ＢＲＴ）路線を首都圏で２５、首都圏以外で３０それぞれ新設する内容の修正総合計画を審議し、決定したと発表した。ＢＲＴ総合計画は、ＢＲＴの体系的構築のために１０年単位で策定される。今回の修正計画が完了すれば、ＢＲＴの路線は現在の２６路線から８１路線へと３倍以上に拡大され、主要幹線道路の通行時間（バス）が３０%短縮される効果が期待される。◇７～９月のネット通販取引額　過去最高に　統計庁が３日発表した「オンラインショッピング動向」によると、今年７～９月期のインターネット通販の取引額は前年同期比１９．６%増の４８兆２２６１億ウォン（約４兆６５００億円）だった。２００１年の統計開始以来、四半期として過去最高を記録した。ネット通販取引額のうち、スマートフォン（スマホ）などモバイル機器を利用した取引額は前年同期比２６．９%増の３４兆９５８１億ウォンだった。取引額全体に占める割合は７２．５%。ネット通販取引の大半がスマホを使って行われていることになる。