65歳以上の男性のうち、前立腺特異抗原(PSA)数値が、がんの疑いがあるとされる1ミリリットル当たり3ナノグラム以上だった人の割合は16.3%だった。65~74歳が16.5%、75~84歳が25.3%、85歳以上が34.5%と、高齢になるにつれ割合も上昇している。
また、前立腺がんで診療を受ける患者数も大幅に増えていることが分かった。国民健康保険公団が、1995年から2005年までの前立腺がんによる外来通院患者数と通院日数、入院患者数と入院日数を分析したところ、同期間の通院患者増加率は438.8%で、11大がん(平均増加率245.1%)のうち増加率が最も大きかった。入院患者の増加率は379.4%、入院日数は346.8%で、やはり11大がんの中で増加率が最高となった。研究陣は、高齢化や習慣の西欧化などで前立腺がんにかかる割合が拡大していると説明した。早期に検診すれば患者と国の経済的・心理的負担を大きく減らすことができるとし、早期検診の重要性を強調している。
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