WISSは、空軍戦闘機が訓練用演習弾や実際の爆弾を投下した際、カメラが物体の落下地点をとらえ標的にどれだけ接近したかを自動的に確認し採点する装置。米空軍は操縦士の採点機能が完備された射撃場での演習に対してのみ訓練成績を認め、人事考課に反映している。WISSが設置された韓国空軍射撃場はこれまで江原道の必勝射撃場が唯一で、空軍と在韓米軍がそれぞれ50%ずつ使用していた。直道射撃場は昨年12月に着工、総事業費27億ウォンで、2983平方メートルの用地に鉄塔3基、カメラ5台、標的地域などが造成された。韓米空軍が7対3の比率で使用する計画だ。
群山市のWISS設置許可は、「政府が約束した支援事業を円滑に履行しなければいつでも許可を取り消すことができる」という条件付きのもの。政府は昨年、群山市直道射撃場にWISSを設置する条件として、古群山連結道路の開設、近代歴史文化館の建設など10事業2929億ウォン相当を支援することを約束した。
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