チャン被告は去る9月3日午後2時ごろ、ソウル市カンソ(江西)区の多世帯住宅で妻を日本刀で刺して殺害した。
ことし5月から夫と別居し離婚訴訟中だった被害者は、荷物を引き取るため父親と一緒に被害者宅を訪問していた。当時、チャン被告と被害者は離婚問題で口論となり、怒ったチャン被告が1メートルの長さの「日本刀(長剣)」で刺したことがわかった。
事件当時、被害者の父親も現場にいたが、けがは無かった。
この日、チャン被告は妻の弟に電話し「記憶がなく、何がなんだかわからない」とし、「刀が目に入り、たんすの中から服を出していた妻を…」などと話していたという。
また事件翌日、妻(被害者)の父親にも電話をかけ「お父さん、どうして止めてくれなかったのですか」などと話していたことがわかった。
チャン被告の長女は、父親について「いつも些細なことで口論していた。おかずが気に入らないと言って突然物を投げたり、テレビに関することで衝突したり。私も何度か父が母の首をつかんでいるのを見た。家を出る数日前、キッチンから包丁を持ってリビングに入って行くのも見た。母を脅迫しているのを見て、とても怖くてドアを閉めた」と振り返った。
一方、チャン被告は先月10日、殺人および拳銃・刀剣・火薬などの安全管理に関する法律違反容疑で検察に送致された。11月8日、初公判が開かれる。
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