ミネラルウォーター毒物事件…警察は容疑者に殺人容疑の適用を検討=韓国(画像提供:wowkorea)
ミネラルウォーター毒物事件…警察は容疑者に殺人容疑の適用を検討=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国警察がソウル市ソチョ(瑞草)区のある会社で発生したいわゆる‘ミネラルウォーター毒物事件’の姜某容疑者に適用した容疑を特殊傷害から殺人に変更することを検討している。

24日、警察によると、ソウル瑞草警察署はミネラルウォーター瓶の水を飲んだ男女職員2人のうち、意識不明の状態で集中治療室に入院していた男性職員A氏が前日午後に死亡したため、国立科学捜査研究院にA氏の解剖を依頼したと聯合ニュースが報じた。

警察は解剖の結果、A氏の血液から出た毒物が死亡の直接原因であることが明らかになれば、姜容疑者に適用する容疑を殺人に変更する方針だ。

警察が事件の容疑者と判断した姜容疑者はA氏と同じ会社の職員で、事件が起きた18日には通常どおり出勤したものの、翌日は無断欠勤し、自宅で毒物を飲み、死亡した状態で発見された。

この会社では10日にも姜容疑者と以前社宅で一緒に暮らしていた別の職員が炭酸飲料を飲んだ後に倒れ、治療を受けて回復したことがある。

男女2人が飲んだ毒物は姜容疑者の自宅から出た毒物と同じ種類であることが警察の捜査結果により確認された。

しかし、警察は会社内部に監視カメラがなく、死亡した姜容疑者の自宅には犯行の動機を特定できるだけの手がかりが見つからず、動機を明らかにするのに困難を来たしていた。

被害者の1人が意識を回復できないまま死亡し、事件は迷宮入りする可能性が高まっている。

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