アフガニスタンの武装勢力タリバンが、拉致・監禁していた韓国人人質の一部に対し、改宗誓約書を書くよう強要するなどイスラム教に改宗させようとしていたことが分かった。
 人質19人が帰国・入院した2日、京畿道・盆唐のセムムル教会のパク・ウンジョ担当牧師が、入院先の京畿道安養市の病院を訪れ礼拝をささげた後、明らかにした。改宗を迫られた人質が拒否したところ、タリバンにひどく殴られるなど、現地での苦しみは思った以上だったが、だれも改宗せず最後まで耐えたという。また、人質だった男性のうち2人は、人質女性の一部が性的暴行の危険にさらされた時に自分の安全を省みず防いだという。ペ・ヒョンギュ牧師とシム・ソンミンさんが殺害されたのも、改宗の強要と暴力に屈しなかったためだという話を間接的に伝え聞いたと、無念そうに語った。

 パク牧師は、「現地の状況を伝え聞き大変心配していたが、直接会ったところ全員健康には大きな異常がなく安心した。これまで支えてくれた多くの人々に感謝する」と述べた。


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