疾病管理庁はこの日、報道資料を通じ「モデルナワクチンを接種した16~17歳は計8人で、地域別に見るとキョンサンナムド(慶尚南道)4人、ソウル・キョンギ(京畿)・チュンチョンナムド(忠清南道)・チョルラプクド(全羅北道)が各1人」とし「医療機関で、18歳未満にモデルナワクチン接種が可能だと勘違いして発生したものと把握している」と明らかにした。
国内で12~17歳が使用できるよう許可を受けたワクチンはファイザーだけである。
モデルナワクチンの場合、小児・青少年への使用については、まだ許可審査手続きが進行している。
ただし、海外では18歳以下の青少年にモデルナワクチンを接種する事例もある。
疾病管理庁は「誤接種対象者に対しては接種7日後、保健所から電話で副反応を確認するかどうか別途モニタリングしている」とし「再接種するかどうかは専門家の諮問を通じて決定してから案内する」と述べた。
続いて「誤接種対象者の場合も正常接種をした対象者と同じ手続きで副反応が発生した場合、副反応の申告と被害補償の申請が可能」と明らかにした。
チョン・ウンギョン(鄭銀敬)疾病管理庁長はこの日、オンライン定例ブリーフィングでこれに言及し「モデルナ誤接種事例について、当局は地方自治体から状況報告を受けた。この部分は、大韓医師協会を含む医療界団体に内部公示を要請した状況」と述べた。
鄭庁長は続いて「本日は接種初日のため、一線の医療機関でワクチンの種類に対する混乱があったようだ。誤接種した事例については副反応の有無についてモニタリングを行い、こうした事例が発生しないよう医療界と協議して誤接種防止対策をさらに講じる」と明らかにした。
鄭庁長は「本日、モデルナ誤接種の事例がまた報告されて心が重い。医療界と協力して医療機関で安全な接種ができるよう、しっかり管理・協力する」と述べた。
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