「庚戌国恥日」と呼ばれる1910年8月29日の韓国併合に関する条約発効から97年を迎え、忠清南道天安市の独立記念館が「日本歴史教科書歪曲(わいきょく)資料室」を開館した。韓国の歴史歪曲に関連した日本の教科書など約550冊を展示しており、今後も内外から日本の歴史歪曲に関する資料を収集、展示する計画だ。
 同館は1987年8月15日にオープンした。1982年、日本が植民地時代の韓国侵略・支配を合理化し教科書に記載した「歴史教科書歪曲事件」が起こり、設立発起大会が開かれたことがきっかけとなっている。オープン以来、日本の歴史歪曲に対する資料の収集や研究、歴史歪曲を批判する活動を続けてきた。2001年に「日本歴史教科書の実態と問題点」をテーマに国際学術会議を開いたほか、2000年と2005年に日本歴史教科書歪曲資料展を開催している。


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