韓国人の人質19人全員解放に合意した韓国とアフガニスタン武装勢力タリバンは、29日午前に接触し、人質の引渡し手順と方法を確定するようだ。政府消息筋は同日、「きょう明るくなれば再び(タリバン側と)接触し、解放に関する具体的な方策を作り実行するだろう」と述べた。車両など移送手段と技術的な面で問題がなければ、きょうから人質の解放が始まるとの見方を示している。
 また別の消息筋は、人質が解放されれば13日に解放された女性2人と同じような経路で帰国することになるとみているが、先に解放された人質から帰国させるか19人全員がそろってから一緒に帰国させるかについては、確定した部分はないと話している。

 政府は人質が段階的に解放される場合、ガズニ地域からカブールなど安全な場所にひとまず移した後、状況を見ながら具体的な帰国策を確定する計画とされる。


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