タリバンの交渉代表者は同ニュースに対し、タリバンはこれまで人質解放の条件として要求してきたタリバン兵の釈放要求を撤回することを決定し、韓国人人質がアフガンから出国するまで攻撃しないことを約束したと明らかにした。韓国側は年末までにアフガンから軍を撤退させることを決めており、韓国の非政府組織(NGO)は今月末までに完全に撤退することで合意した。またキリスト教宣教師らがこれ以上アフガンに入国しないことも約束したと伝えた。
この代表者は、アフガンイスラム通信(AIP)の電話取材に対しても「タリバン兵の釈放に何の権限も持たない韓国政府の立場を受け入れ、解放要求を撤回した」と話している。合意文書に署名をしたかとの質問に対しては、「これは文書化された合意ではなく、赤十字国際委員会と(会談に同席した)インドネシア政府関係者の仲介で行われた口頭合意だった」と説明した。
人質解放に向けた手続きはまもなく開始され、19人はほどなく解放されると述べている。
一方アフマディ報道官は、タリバンは韓国とインドネシア政府関係者と共同記者会見を行い合意内容を発表することを希望していたが、記者が赤新月社事務所に立ち入ることをアフガン政府が許可しなかったと述べている。アフガン政府はタリバンから共同記者会見の権利を奪ったことに対し、責任を負うことになるだろうと警告した。
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