【ソウル28日聯合】青瓦台(大統領府)は28日、アフガニスタンで拉致された韓国人19人の解放でタリバン側と合意に達したと明らかにした。
 千皓宣(チョン・ホソン)報道官は「重大発表」として、韓国時間同日午後5時48分から7時20分までアフガニスタン・ガズニ州でタリバンと対面交渉が行われたことを明らかにし、この交渉でアフガン駐留韓国軍の年内撤退や、アフガンでの宣教中止などを条件に、人質19人全員を解放することで合意したと発表した。

 青瓦台は対面交渉にあわせ同日午後6時から盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領主宰の安保調整会議を開き、午後8時ごろに人質解放の知らせを受けた。

 千報道官は「人質19人全員の解放合意を、家族らはもちろん、全国民とともに歓迎する」と述べるとともに、これまで苦痛の時間を耐えてきた人質の家族らと国民、拉致関連報道で協力してきたメディアなどに感謝の意を表明した。また、解放交渉に協力したアフガン政府と友邦、アフガン駐留多国籍軍、国際機関などにも合わせて謝意を示した。
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