韓国人の人質解放に向けた韓国政府と武装勢力タリバンの対面交渉が、アフガニスタンのガズニ州で現地時間28日午後1時30分(韓国時間午後6時)から再開された。タリバンのアフマディ報道官が聯合ニュースとの間接通話で「韓国側との対面交渉が午後に始まった」と伝えた。交渉は韓国側とタリバンの代表のほか、地域部族の長老が出席しており、非公開で進められている。

現地消息筋によると、同日の対面交渉は当初、午前10時30分ごろから始まる予定だったが、タリバン代表団の移動過程で問題が生じたとして遅延していた。

一方、アフガン・イスラム通信(AIP)も同日午後に現地警察責任者の発言を引用する形で対面交渉の再開を報じた。AIPは交渉事情に通じた消息筋の話として、「19人の人質の運命を決定する今回の対面交渉には保証人役として第三者も出席した」と伝えている。

交渉に関与している現地消息筋は聯合ニュースの電話取材に対し、今回が最後の交渉となる可能性が非常に高いとし、相当に肯定的な結果が出る可能性を強く示唆した。同筋は「交渉は長引かず2~3時間で終わる予定だ」と述べている。同筋は交渉の仲介役を務めており、交渉内容については明らかにできないとしながらも、交渉後に人質全員の解放発表も期待できるほどだと楽観的な見方を示している。

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