韓国スウォン(水原)地検ピョンテク(平沢)支庁は、A氏(30)を殺人および児童福祉法違反などの疑いで拘束起訴したと、29日に明らかにした。
A氏は今月5日午前4時30分頃、自身が働いていたキョンギ(京畿)道平沢のある飲み屋内の宿泊施設でB君(3)が遅くまで寝ないという理由で腹を立てて凶器で刺して投げつけて死亡させた疑いを受けている。
A氏は前日、在韓米軍であるB君の父から子どもの面倒をしばらく見てほしいという依頼をされて、B君の兄弟の子守をしていて、このような犯行に及んだことが分かった。
検察は事件当時、A氏がB君の兄C君(7)が見る前で犯行に及んだことが児童福祉法違反(児童虐待)に該当すると判断し、該当容疑も追加で適用した。
犯行直後、A氏は裸の状態で40分間余り街を歩き回り、警察に捕まった後に「子どもを天国に送るために、教会に捧げるために投げつけた」と供述するなど、非正常的な宗教観あるいは精神異常などを主張した。
しかし、検察は追加証拠の分析と諮問を通じて、A氏が宗教的に心酔していたわけではなかった点と、普段から暴力的な面があり、犯行に及んだものと判断した。
検察関係者は「被告人が罪に相当する処罰を受けることができるよう公訴の維持をして、被害者の刑に対する心理療法支援など被害者支援にも万全を期す予定だ」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99