ソウル市は28日、認知症の予防・早期検診・治療・リハビリなどのサービスを提供する地域認知症支援センターを、2010年までに現在の4か所から25か所に拡大する計画だと明らかにした。
 市関係者は、これまでの政策は重度の認知症患者への対処が中心だったが、高齢化社会で深刻化する認知症問題を根本から解決するため支援センターの増設を決めたと話している。毎年7か所ずつ拡充する方針だ。

 また25か所の支援センターと、昨年設立された企画、教育、研究支援などセンターの総括機能を担う広域地方センター1か所を統合し、2010年までに認知症統合管理システムを構築する。

 地域認知症支援センターは認知症治療で知られる総合病院や大学病院と協力して運営し、認知症予防プログラム、無料早期検診、認知症状態に応じた登録管理、治療・リハビリ支援などのサービスを提供する。低所得層の市民には認知症診断検査費や治療費を支援する方針だ。


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