ポータルサイト「ダウム」の韓国における検索エンジンのシェアでは、「ネイバー」(56.52%)、「グーグル」(35.88%)に大きく及ばず5.01%にとどまった(ことし1月1日~9月8日までの平均)。Eコマースと配達市場でも「カカオコマース」や「カカオトー注文」の、昨年における売上高は5735億ウォンで利用率は1.1%だった(ことし4月時点)。Eコマース1位の「クーパン」が売上高13兆9236億ウォン、「配達の民族」が64.3%を記録したのとは対照的だ。
また、カカオによるオンライン動画とウェブ漫画のシェアは、それぞれ9.4%(ことし5月時点)、14.9%(昨年時点)で、1位の「ユーチューブ」(93.1%)、「ネイバーウェブトゥーン」(73.4%)と大差がついた。
カカオが1位を記録した分野は音楽ストリーミング「メロン」の36.4%(ことし2月時点)、またタクシー・配車アプリケーション「カカオタクシー」の63.1%(昨年3月時点)、オンラインギフトの84.5%(昨年の取引額基準)だった。
個別の市場を基準とすれば、カカオの支配力が非常に強いとは言いがたいが、共に民主党のソン・ヨンギル代表が「カカオは韓国のプラットフォーム企業のうち、もっとも多くのグループ会社を有する恐竜プラットフォームグループとして定着した」と言及するなど、政治界でも話題に上っている。
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