警察庁は13日から22日まで「秋夕の総合治安活動」を推進したと22日、明らかにした。
今回の秋夕連休は、新型コロナ長期化に伴う、野外活動の欲求と、これによる移動量の増加により、昨年よりも通報が増加すると予想された。このため警察は秋夕期間中△新型コロナ防疫支援△犯罪要素事前点検△犯罪の迅速・厳正な対応△交通安全などに力を入れた。特に自治警察制の全国施行以来、初の連休であり、各市・道自治警察委員会と緊密に協力し、地域にあった治安活動を推進した。
しかし、警察への通報は前年秋夕に比べ、一日平均11.8%増加し、犯罪の通報は1.2%増加した。同期間の交通事故は21.3%減少した。
また、警察は連休期間中、家庭内暴力の防止のために、再発懸念のある家庭(1万6060世帯)と児童虐待事件を監視し、△関連機関間の合同調査△必要に応じた緊急措置△被害者保護などの予防活動も強化した。しかし、今回の秋夕連休は、前年秋夕連休に比べ、家庭内暴力の通報は一日平均3.6%、児童虐待の通報は一日平均59.9%増加した。これは最近、家庭内暴力や児童虐待に対する社会の関心が高まっており、少しでも疑わしいと周辺から通報につながっている傾向が反映されたものと分析される。その他、暴力・損壊などその他の通報は、前年比0.1%減少した。
また、警察庁では、国土交通部(国土交通省に相当)、韓国道路公社などの機関と協力し、潜伏パトカー(67台)・ヘリ(11台)・ドローン(10台)などを活用した交通管理に乗り出した。これにより、前年秋夕連休期間に比べ、交通量は一日平均約10%以上増加したにもかかわらず、交通は円滑で、前年水準を一部上回るレベルで管理がされた。特に警察庁では、交通事故が起こりやすい場所を中心に、人材と装備を集中配置・運営「高速道路事故多発区間集中管理」と「飲酒運転死亡者Zero」を重要課題とし、安全と取締り活動を推進した。その結果、21日基準、前年秋夕同期間比、交通事故死亡者は23.5%減少し、1976年交通事故の統計開始以降、初めて旧正月・秋夕を含む祝日連休期間中、飲酒運転による死亡者「0人」という目標を達成した。
警察庁は「秋夕連休治安基調を維持し、国民の安全が守られるように最善を尽くしたい」と述べた。
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