「結婚しよう!」…新婦がブーケを持ってデモに立つ理由…韓国(画像提供:wowkorea)
「結婚しよう!」…新婦がブーケを持ってデモに立つ理由…韓国(画像提供:wowkorea)
結婚式を控えたカップルの怒りだ。新婚夫婦と結婚を控えた夫婦で構成されている全国新婚夫婦連合会が15日午前、ソウル ヨンドゥンポ(永登浦)区 ヨイド(汝矣島)公園近くの公営駐車場で、政府の新型コロナウイル防疫指針の改善を要求する「ウェディングカー駐車及び1人デモ」を行った。

 今回のデモは22台の車両に「我慢できない! 結婚しよう!」、「遅れる結婚式、遅れる2世計画!」など、政府の結婚式関連の防疫指針改善を要求する垂れ幕をつけ、白いワンピースを着てブーケを持った結婚を控える新婦が1人デモを行う方式で進められた。

 政府は今月初め、ソーシャルディスタンスレベル4になってから食事をする場合49人、もしくは食事をしない場合99人へと結婚式防疫規則を緩和した。

 しかし、新婚夫婦連合会は実効性のない措置だと反発している。連合会側は「ワクチンインセンティブを適用せず、食事する賀客もいないのに200人から300人の食事代を支払わなければならない"最低保証人数"問題の改善がされていない。他の複合施設との公平性を考えて(結婚式場の新型コロナウイルス防疫)指針を見直すべきだ」と主張した。

 一方、連合会は先月19日、ソウル都心と政府セジョン(世宗)庁舎でトラックデモを行ったのに続き、同月24日には政府・自治体・政党にファックスを送る「ファックスデモ」を行った。今月9日、クァンファムン(光化門)政府ソウル庁舎に「進展しない結婚式防疫」「我慢できない! 結婚しよう!」という文句が書かれた弔花を贈った。

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