米国コロナ「一日の新規感染者17万人」「死者1800人」

レイバー・デイ（労働者の日）の連休後、鈍化していた米国の新型コロナウイルスによる一日の新規感染者数が、一日平均で17万人を超えた。一日平均の死者数も1800人に達している。

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13日（現地時間）ニューヨークタイムズによると、米国のここ7日間における一日平均の新規感染者は、2週間前より8%増加した17万2404人と集計された。

この数値が17万人を超えたのは、ことしの1月25日以来約8か月ぶりである。

ここ7日間における一日平均の死者数も2週間前より36%増加した1827人と集計され、ことしの3月以来初めて1800人を超えた。一日平均の入院患者は、2%減少した1万87人と集計された。

感染力の強い「デルタ変異株」が拡散したことで、米南部の病院のICU（集中治療室）は不足の水準にまで達している。米南部の病院4か所のうち1か所では、ICUの占有率が95%を超えている。これは、先月5か所のうち1か所が占有率95%を超えたことに比べ、増加していることを意味している。

アラバマ州の保健責任者であるスコット・ハリス博士は「我々の最大の懸念は、低いワクチン接種率だ」とし「それが、現在我々がこのような状況に直面している理由だ」と語った。