文国現氏が大統領選出馬、柳韓キンバリー社長は辞任

柳韓キンバリーの文国現（ムン・グクヒョン）社長は23日、ソウル・世宗文化会館で「大韓民国の希望提案」と題して大統領選出馬宣言式を開いた。「人中心の本物の経済」「北東アジアCEO（最高経営責任者）」を掲げ、中小企業を中心とする雇用500万人創出をはじめとする政策ビジョンを提示した。
　文社長は、韓中印を結ぶ環黄海圏ベルトと、南北に日米ロを加えた環東海圏ベルト構想のほか、▼新都市に「半値アパート」をさらに半値で供給▼量的な構造調整通信の新自由主義▼先国民合意、後自由貿易協定（FTA）推進▼財閥下請けクラスの不正直結と銀行支配の禁止▼二極化解消に向けた社会的な大妥結推進――など17つの公約を発表した。

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　一方、柳韓キンバリーは同日、理事会が文社長兼理事会会長の辞表を受理したと明らかにした。理事会の会長には李徳鎮（イ・ドクチン）副社長を、社長には金仲坤（キム・ジュンゴン）副会長をそれぞ専任した。同社によると、文社長は2003年から兼任してきたキンバリー・クラークの北アジア総轄社長の辞任も決めたという。


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