韓国DLケミカル、米国のレックスタックと「ヘルメット用接着剤」の合弁会社を設立(画像提供:wowkorea)
韓国DLケミカル、米国のレックスタックと「ヘルメット用接着剤」の合弁会社を設立(画像提供:wowkorea)
DLケミカルが環境に優しいヘルメット用接着剤の生産に向け、米国のレックスタック(REXtac)と共に設立した企業の名称を「Dレックス・ポリマー(D-REX Polymer)」に決定したと9日、発表した。

これに先立ちDLケミカルはことし6月、付加価値の高い製品の生産と次世代技術の確保のため、レックスタックと共に計1500億ウォンを投資して、合弁会社を設立すると明らかにしていた。

DLケミカルはDレックス・ポリマーの持分74%を保有する。Dレックス・ポリマーはヨス(麗水)工業団地にヘルメット用接着材の材料である非晶性ポリアルファオレフィン(APAO)などを年4万トン生産する施設を導入し、2023年上半期から商業生産を開始する。

DLケミカルによると世界のヘルメット用接着剤市場は、衛生用品市場の拡大と自動車の軽量化、オンライン消費の影響で昨年10兆ウォン規模に成長した。今後も市場規模は毎年6%以上の安定的な成長をみせ、2025年には13兆5000億ウォンに達する見込みだ。

とくにDレックス・ポリマーが手掛けるAPAOは他の製品に比べ揮発性物質や匂いが少なく、人体に無害なエコ素材として認められており、おむつや生理用ナプキンなど安全性が重要な製品の素材として適合するという評価を受けている。




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