中国・大連に建設の「日本風情街」、批判に勝てず…結局「営業停止」に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国・大連に建設の「日本風情街」、批判に勝てず…結局「営業停止」に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国・大連に1000億円規模の「日本風情街」が登場し、現地で「日本統治時代を思い出す」など批判が殺到した中、結局「営業停止」に追い込まれた。

 聯合ニュースは2日、先月21日に遼寧省大連市に開業した中国最大規模の「日本風情街」が、中国政府より「営業停止」を指示されたと報道。

 施設を運営する中国不動産企業の関係者によると、去る8月30日夜に営業停止の指示を受けたという。インターネット上で「批判の声」が拡散したこと以外にも、新型コロナウイルスの影響がある中で多くの見物客が集まり、感染対策が難しいことも指示の理由と関係者は説明している。

 この施設は、日本をテーマにした中国最大規模の総合商業施設で、総工費は60億元(約1020億円)と伝えられていた。

 一方、「日本風情街」について中国のネットユーザーらは「愛国心のある中国人ならば、日本風の街並みで観光を楽しみ、消費することがないようにしなければ」、「なぜ中国が、日本文化を大々的に宣伝しなければいけないのか、われわれの数千年の歴史ではまだ足りないのか」、「日本人投資者が収益を得られないようにしよう」など批判の声を上げていた。
Copyrights(C)wowkorea.jp 4