先月25日にキョンギド(京畿道)ヨジュ(驪州)市の路上で、高校生4人(男女2人ずつ)が、ナムルを販売している60代の女性を冷やかしたり暴行したりする映像が公開された。
映像で、一人の男子生徒が女性に暴言を浴びせ、タバコを買ってほしいという要求を聞き入れてもらえないと、近くにあった慰安婦像に供えられた花で頭や肩を数回叩いた。
また高校生たちは、女性が手に引いているキャリーバッグを蹴飛ばし、落ちた荷物を拾う女性を見ながら大きな声で笑ったりもした。
ところが、女性が生徒たちに苦しめられるのは今回が初めてでないことが伝えられた。
被害女性の知人は「『タバコを買わせるために、あの子たちはいつからあんなことをしたの?ずっとタバコを買ってこいと言ってきたの?』と聞いたら何回もそうしたと答えた。だから私が彼女に絶対に言うことを聞いたらダメだと忠告した」とKBSのインタビューに答えた。
被害女性はさらにいるという証言もある。付近で商売をしている人物は「お菓子を売っていた女性が自分もやられたことがあると言っていた。嫌だと何回も言ったが、ずっと追いかけられた」と伝えた。
騒動が大きくなると、加害生徒の1人が通う京畿観光高等学校は、先月28日に謝罪文を掲載。京畿道のイ・ジェジョン教育監もSNSを通じて「教育監として恥と責任を痛感している」と謝罪した。
一方、警察は女性を暴行した容疑などで4人の高校生を立件し、調べを進めている。
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