米議会、北朝鮮の核施設「再稼働」を指摘=前駐日大使ハガティ上院議員「北に最大限の圧迫を」(画像提供:wowkorea)
米議会、北朝鮮の核施設「再稼働」を指摘=前駐日大使ハガティ上院議員「北に最大限の圧迫を」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮がヨンピョン(寧辺)の核施設で核兵器の原料となるプルトニウム生産を再開した兆候があると米国議会が指摘した。

 自由アジア放送(RFA)によると、共和党のウィリアム・F・ハガティ上院議員は北朝鮮が7月、寧辺のプルトニウム原子炉を再稼働した状況を確認したとの国際原子力機構(IAEA)などの報告書と関連し、去る8月30日、SNSを通じて「バイデン政府が北朝鮮問題を早急に扱うべきだ」と追及した。

 同件について、前駐日大使のハガティ上院議員は「北朝鮮は、核武器とミサイル生産を続けており、米国と同盟国をはじめとするパートナー国における大きな脅威となっている」とした上で、「米国は、北朝鮮に最大限の圧力をかけるべきであり、中国とロシアについても国連制裁を履行するよう圧迫すべきだ」と強調した。

 一方、韓国と米国はIAEAの報告書を受け、寧辺核施設を含む北朝鮮の核関連状況を共有しているとみられる。

 IAEAは報告書で「北朝鮮が寧辺の核施設にある5メガワットの原子炉をめぐり、7月初旬から冷却水排出など原子炉稼働と一致する兆候がみられた」と明らかにした。

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