独島警備隊が21日に明らかにしたところによると、20日午後、西島の漁業者用宿所横手で船修繕施設の拡張工事を行っていたところ、掘削機で掘っていた穴の中から長さ40センチメートル、直径20センチメートルの爆弾が見つかった。工事関係者からの通報で出動した警察と軍当局は、現場保存措置を取り、独島住民のキム・ソンドさん夫婦と作業者ら十数人を独島の東島に避難させた。
軍警合同調査班は、観察の結果、爆弾は1948年6月に独島周辺海域で米軍戦闘機が実施した爆撃の際に落ちた不発弾との見方を示している。爆発物専門家が現場を調査中だという。爆弾は掘り出された時に掘削機にあたって火花と黄色い煙が出ており、爆発する可能性があると説明している。
独島海域では1948年6月8日に、米空軍戦闘機が誤った情報から周辺でワカメをとっていた漁民らを爆撃し、鬱陵島と江原道出身の民間人100人余りが死亡している。
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