昨年1年間に国内で出生した子どもの数は45万1514人で、前年より1万3452人増加した。新生児の数が増加に転じたのは6年ぶりとなる。統計庁が21日に発表した昨年の出生統計で明らかにした。
 昨年の合計特殊出生率は1.13人で、前年の1.08人から0.05人増えた。合計特殊出産率は女性1人が一生に生む子どもの数を示すもの。2003年以来の改善となったが、日本の1.32人、フランスの1.98人、イタリアの1.35人を下回っている。

 母親の年齢別出生数は30代前半が18万9545人で最も多く、20代後半が17万3711人、30代後半が4万7628人など。前年に比べ30代が1万7256人増えたが、20代が3963人減少した。

 母親の平均年齢は30.4歳で、前年より0.2歳引き上がった。初産年齢も29.2歳で同0.1歳上昇した。

 女児100人に対する男児の数(出生性比)は107.4人で、前年より0.3人減少した。10年前の111.6人に比べると4.2人の減少で、性比の不均衡は改善が進んでいる。

 一方、保健福祉部が発表した集計結果によると、今年上半期の新生児数は23万8817人で、前年同期に比べ1万1522人増えており、出生児数は2年連続で増加する見通しだ。


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