イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ
ハニャン(漢陽)大学のアン・ジンホ新素材工学部教授は「キオクシアの前身は東芝の半導体会社だが、NANDフラッシュ草創期の市場で多くの中核技術を保有する競争力ある企業。NANDフラッシュは企業ごとに絶対的な技術力の差があるとはみられず、2社が相乗効果を出せば1世代だけでサムスンに追い付くことができる」と予測した。
サムスン電子は今年初めから、3年以内に大規模M&Aを推進すると明かしてきている。8月24日には、3年間で半導体、バイオなど新成長分野に240兆ウォンを投資すると具体化した。このうち約150兆ウォンほどを半導体事業に投資する方針だ。さらに3年以内に終えるという大規模M&Aにも30兆ウォンほどを投じるものとみられる。
しかし半導体業界のM&A競争が激化して買収費用が急上昇しているほか、半導体競争が展開されている主要国政府による企業合併の承認問題が、変数となる可能性が出ている。米NVIDIAは昨年、英ARMを47兆ウォンで、米AMDは米ザイリンクスを39兆ウォンで、それぞれ買収することを決め当局からの承認を待っている状態だ。
また最近、「サムモバイル」など一部の媒体ではサムスン電子が買収を推進していたオランダの車両用半導体企業NXPの買収価格が80兆ウォンまで跳ね上がり、事実上断念したと予測した。
アン教授は「イ・ジェヨン(李在鎔)副会長の収監中、世界の競合は多くのことを進めた。すでに買収価格が高まり、以前より確実に投資面での負担が重くなったのは事実。サムスンが今すぐにでもポートフォリオに有用な企業を積極的にM&Aすれば、時機を逸したことにはならない」と述べた。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 101