マッケンジー氏は同日の会見で、「今回の攻撃は過激派組織イスラム国家(IS)の仕業と思われる」とし、「今後もISの攻撃が続くだろう」との見通しを示した。
続けて、「現在、首都カブールに1000人の米国民が残っている」とし、「爆弾テロがあっても退避作戦は続ける」と述べた。
これに先立ち、米メディアなどはアフガンのカブール空港を狙った爆弾テロで、少なくとも12人の米軍兵士が死亡したと報じた。
AP通信は2人の当局者の話として、海兵隊員11人と海軍医療チーム所属の1人が今回の攻撃で命を失ったとし、さらに増える可能性もあると伝えた。
米フォックスニュースとロイターは、米当局者の話として、「少なくとも10人の米軍兵士が死亡したことを把握」と報じた。
ウォールストリートジャーナルは、アフガン住民の場合、今回の攻撃で少なくとも60人が死亡したと伝えた。
バイデン米大統領は、アフガン駐留米軍を撤退させる際に、タリバンの勢力拡張を十分に予測できず、混乱した退避状況をもたらしたと批判された。それに爆弾テロまで発生、人命被害を引き起こしたとの批判も避けられなくなった。
バイデン氏は同日午前、ホワイトハウスで国防・国務長官らと緊急会議を行った。午前11時30分に予定していたイスラエル首相との会談は27日に1日延期となった。アフガン難民の受け入れをめぐって州知事らと予定していた午後3時の面談も中止した。
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