現地で約1か月間、対策本部を指揮してきた趙次官はこの日、京畿道城南市にある人質家族の会の事務室を訪ねた。韓国政府はタリバンから釈放者リストを直接受け取ってはいないが、タリバンがアフガン政府に8人のタリバン兵釈放を要求しリストを渡したものと聞いていると説明した。タリバンが韓国政府との対面交渉で、タリバン兵釈放を条件に掲げていることを明らかにしたもの。
趙次官は、交渉が決裂したとのタリバン側の発表に対し、「タリバン側とホットラインを通じ接触を続けており、アフガン政府も最善を尽くし協力している。20日とされる交渉期限とは別に交渉は続いているので、心配しないでほしい」と話した。人質の一部が断食しているという話については、交渉過程で公式に聞いた部分はないと述べ、落ち着いて政府の交渉結果を待つよう家族らに呼びかけた。
一方、人質の家族はこの日は駐韓トルコ大使館を訪問し、人質解放に助力を求めた。
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