「韓国に協力した」アフガン人380人が、韓国に入国する(画像提供:wowkorea)
「韓国に協力した」アフガン人380人が、韓国に入国する(画像提供:wowkorea)
アフガニスタンで「韓国の活動に協力した」という理由により、イスラム武装勢力“タリバン”による報復の脅威にさらされている現地人とその家族380人あまりが、韓国に入国する。

チェ・ジョン の最新ニュースまとめ

韓国外交部(外務省)のチェ・ジョンムン(崔鍾文)第2次官はきょう(25日)「政府はこれまで、アフガンでわが政府の活動を支援してきた現地人の職員またその配偶者・未成年の子ども・親など380人あまりの国内への移送を推進してきた」とし「彼らは現在 アフガン・カブール空港に入ってきており、わが軍の輸送機を使って明日中にインチョン(仁川)国際空港に到着する予定だ」と明らかにした。つづけて「彼らは数年間、駐アフガニスタン韓国大使館・KOICA(韓国国際協力団)・バグラム韓国病院・バグラム韓国職業訓練院・チャリカ韓国地方再建チームに勤務していた」と説明した。

タリバンの立場では、彼らは「外国の勢力を助けた」とみる可能性があるということだ。彼らは「“韓国政府に協力した”という理由で、タリバンからの報復の脅威にさらされている」として、助けを要請していたことが伝えられた。タリバン側はアフガン掌握後「復讐はない」として赦免令を発表してはいるが、実際 その通りに行なわれるかは疑問である。すでに米軍の通訳者などを対象に、報復が行なわれているという報道も続いている。

外交部の高位当局者は「この方々は難民の資格ではない」とし「アフガンで短期ビザを発給され、入国して長期在留ビザに変更する計画だ」と語った。彼らに対しては「人道的な特別在留」が適用されるものとみられる。一方 韓国法務部(省)はこの日すでに、韓国に在留しているアフガン人434人を対象に、アフガン現地の情勢が安定するまで人道的特別在留措置を施行すると伝えている。

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