気象庁が20日に明らかにしたところによると、今月1日から20日まで、ソウル地域で雨が降らなかった日は17日から19日までの3日間しかなかった。また、晴れていたのに突然雷を伴う大雨が降った日も4日、8日、15日と頻度が高かった。一部では韓国でも東南アジアのようにスコールが発生したとの見方も出ている。
 気象庁はしかし、8月に雨の日が多かっただけであり、スコールではないとしている。それならこうした土砂降りの雨の理由はなにか。

 気象庁によると、土砂降りの雨は積乱雲から発生する。積乱雲は下端が地上1000メートル、上端は1万メートルに及び、上層部は氷の粒、下層部は雨粒で形成されている。大気が不安定になると強い上昇気流が発生し、急に雨が降ってくることになる。この雲の寿命は概ね1時間ほどで、ピークは15分から30分ほどと短い。これが短時間の大雨の原因とみられる。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0