外国人を相手に不当に高額な料金を請求する、いわゆる「ぼったくり」タクシーの根絶に向け、ソウル市が特別班を投入し現場取り締まりを行う。市関係者が20日に明らかにした。最近ソウル市内では、外国人利用者を対象にこうした行為をはたらくタクシーが増えている。不当な料金を請求している現場を押さえなければ事実上取り締まりが不可能なことから、特別取り締まり班を稼動することを決めたと説明している。不当料金徴収行為を現場で摘発したタクシー運転手には、罰金20万ウォン(約2万4000円)が課せられる。
 市関係者は不当料金徴収を摘発するためには、領収証を確保し車のナンバーを覚えておく必要があるとし、消費者に対し、必ずこうした資料を確保して被害情報を提供してほしいと呼びかけている。

 また市では無許可タクシーの取り締まりも並行して行う。摘発した運転手は関連規定に従い捜査機関に告発する方針だ。


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