朝鮮半島の有事に備えた韓米合同軍事演習「乙支フォーカスレンズ」が20日午前、開始された。実際の兵力と戦闘装備の投入を最小限に抑え、コンピュータ・シュミレーションで戦場状況を仮定し実施する指揮所訓練で、1975年に初めて実施されて以来、今年で33回目を迎える。在韓米軍約5000人と海外駐留米軍5000人余りが参加し、31日まで実施される。ただ、海外駐留米軍は中核要員500人だけを朝鮮半島で展開させ、残りは朝鮮半島以外演習プログラムに参加する予定だ。
 また、南北首脳会談を考慮し9月以降の開催で日程が調整された韓国軍単独の機動訓練と野外訓練は、首脳会談の延期とは関係なく、調整後の日程通り9月以降に行う方針だ。これら訓練は当初、今年初めて合同軍事演習と並行して実施する計画だったが、首脳会談に向けた配慮から延期していた。会談後に実施される可能性が高いと思われる。


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