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きょう(20日)韓国教育部によると、今月の12日から18日の一週間 韓国内で新型コロナの感染判定を受けた学生は1137人と集計され、一日平均にすると162.4人であることがわかった。これは ことしの1学期の最多一日平均感染者数(146.5人)を上回る数値である。2学期が始まったことで、学生の感染者が急増していることによるものとみられる。
ソウル市教育庁は前日「教育回復集中支援方案」を発表し、学習不足回復と学校防疫強化などを示したが「感染者数が今の状況では、安心するには不足な面がある」という指摘が出ている。
野党“正義党”のイ・ウンジュ議員は「ソウル市内の過密学級の学校は246か所だが、このうち7つの学校(2.8%)の教室にだけ増築工事を行なっている」とし「過密学級の解決に、一層積極的に乗り出すべきだ」と強調した。
それに対してソウル教育庁は「過密学級問題は短期間に解決するのは困難で、来年から集中的に取り組んでいく」と伝えた。
さらにチョ・ヒヨン ソウル市教育監は「レベル4の防疫措置でも全面登校は可能だ」とし「学校は時差登校・午前と午後クラスの登校など多様な方式を通じて全面登校を実施してもよく、教育庁も奨励している」と語っているが、「実現の可能性は低い」という批判が出ている。
午前と午後クラスでの登校は新型コロナ事態以降 幾度も言及された方案だが、共働きの家庭で子供を面倒みる問題や塾の問題などがあるため、反対の意見が多い。これまでも言及されてきてはいるが「現実的には難しく実現困難な方案を繰り返し述べているだけにすぎない」ということである。
全国教職員労働組合(全教祖)ソウル支部の関係者は「一クラスあたりの生徒数削減への代案なしの対策では効果は望めない」とし「教師の増員・モジュラー教室設置・学校の遊休スペースの活用など、画期的な対策を打ち出すべきだ」と指摘した。
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