北朝鮮が米韓合同軍事演習に対する「反発」次元で、挑発を強行する可能性も示唆しているだけに米韓情報当局は北朝鮮の動きを鋭意注視している。
韓国国防部のブ・スンチャン報道官は19日、定例ブリーフィングで「北朝鮮軍は現在、夏季訓練を続けていると(韓国当局は)判断している」として、このように述べた。
また「韓国軍は、米韓情報当局間の緊密な協力のもとで関連動向を鋭意注視しながら態勢を維持している」と伝えた。
一方、北朝鮮は米韓合同軍事演習が進行されるたびに対応次元で訓練を実施してきた。通常、4〜5日間にわたり最前方に多数の兵力を移動させて陣地占領訓練などをおこなっている。そんな中、光復節(8月15日/光を取り戻した日、また失った国権を回復したという意味をもつ韓国の祝日)から2日間、日本海の北東部海上一体を中心に「航行警報」を発令した。通常、航行警報とはミサイル発射や射撃訓練前に発令し、船舶に安全な航海を事前に知らせる措置だ。
ただし、現時点でミサイルの試験発射は確認されていない。
同件をめぐり、北朝鮮が試験発射を準備したが悪天候により計画が「保留」された可能性が提起された。一部では、ある種の「心理戦」を展開しているとも分析されている。
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